西安観光 西安歴史文化財 鼓楼 [西安観光スポット]

鼓楼」は西安市西大街にあり、鐘楼から1kmも離れていない位置にあります。
明の洪武13年(1380年)に建造され、敷地面積1,999平方m、高さ33mの二重ひさしの滴水式建築です。
楼閣は長方形で、鐘楼と同じく、表から見れば三階建てで、内部は実は重縁式の二階建てであります。
表の軒に「闘」が飾ってあり、周りに回廊があり、内外とも金張りと色彩絵で飾り、非常に美しいです。

文字通り鐘が吊り上げられている「鐘楼」に対し、こちら「鼓楼」には「太鼓」が吊り上げられています。
城壁によって囲まれた都西安では、その城壁の防御によって城内の安寧が守られているわけですが、外の世界と通ずる城門は毎日開閉しなければなりません。
この開閉時刻を知らせたのが「鐘楼」と「鼓楼」なのです。
毎朝定刻になると鐘楼の鐘が鳴り響き門は解放されます。
そして夕刻になると今度は鼓楼の太鼓が鳴り響き、再び城門は閉じられる・・・というわけです。
鐘楼の「晨鐘」と同じように、「暮鼓」という言葉あります。

そのため、遠くまで見渡すことができ、また鐘や太鼓の音が遠くまで響きわたるよう、30mを超える高層の「楼」として建築されたわけですね。
鼓楼は陝西省重要文化財に指定され、二回にわたって大規模な修繕を行い、昔のように立派な面影を戻したのであります。
残念ながら今はもうそういう儀式もなくなっていますが、鐘楼周辺は華やかな繁華街で、ご覧のように鮮やかなライトアップもされていますので是非たずねてみてください。

また鐘楼がある交差点の北西角には、西安名物の「餃子宴」が楽しめるレストラン「徳発長」がありますのでこちらも是非ご賞味ください。

参考:中国旅行専門サイト―西部旅情
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